Googleアドセンス審査は、自分のブログにアドセンス広告を掲載するための必須の審査。アドセンス広告での収益化を得るためには避けては通れない道であり、特にブログ初心者が最初に直面する大きな壁でもあります。
しかし、多くの方がGoogleアドセンスの審査を通過できずに悩んでいる一方で、1~2回で通過する方も一定数いらっしゃるのも事実!
Googleアドセンスの審査基準は明確には公開されていませんが、審査を通過するにはいくつかの重要なポイントやコツがあるのです。
この記事では、Googleアドセンスの申請方法ややり方から、合格するためのポイントやコツなどを解説しています。また、審査期間がどれくらい?合格率はどの程度?再申請のタイミングは?といった様々な疑問にもお答えします。
この記事を最後まで読んですぐに収益を得られる様に、準備を進めていきましょう。
この記事でわかること
- アドセンス審査の基本と合格のためのポイントがわかる
- 審査の具体的な申請手順がわかる
- 審査に落ちた場合の対処法がわかる
- 再審査申請すべき適切なタイミングがわかる
Googleアドセンス審査の基本と合格のためのポイント

- Googleアドセンス審査とは
- 審査に通るにはどんなポイントを押さえればいい?
- 審査通るには独自性のある記事にするコツ
- プライバシーポリシーの掲載と問い合わせフォーム
- 審査期間はどれくらいかかる?
- 合格率は?不合格の場合もある?
- 審査に落ちた時の理由と対策
- 改善後の再審査のタイミングは?
Googleアドセンスの審査に合格するには、単に記事を書くだけでなく、ユーザーにとって価値のあるサイト作りを意識することが重要です。
Googleアドセンス審査とは

Googleアドセンス審査とは、Googleが運営する広告配信サービスであるGoogleアドセンスを利用するために、ご自身のブログやウェブサイトが広告掲載にふさわしいかどうかを判断するための審査です。
これは、広告主のブランドイメージを損なうことのないよう、違法なコンテンツや不適切な内容のサイトに広告が掲載されないようにするための重要なプロセスです。
審査に合格することで、自分のサイトにGoogleアドセンスの広告を掲載できるようになり、ユーザーが広告をクリックすることで報酬が発生するようになります。
多くのブロガーにとって、初めての収益を得る体験となることが多いです。
審査に通るにはどんなポイントを押さえればいい?

Googleアドセンスの審査に合格するには、単に記事を多く書くだけでなく、その記事の品質が問われます。最も重要なのは、そのサイトが「ユーザーにとって価値のあるコンテンツ」を提供しているかどうかです。
具体的には、読者が抱えている悩みや疑問を解決できる内容であるかどうかが重視されます。
例えば、「夏のバーベキューにおすすめの場所は?」という読者の疑問に対し、単なる地名の羅列ではなく、実際に訪れた感想や現地のレンタルサービスの有無といった具体的な情報を提供することで、読者にとってより価値のあるコンテンツとなります。
また、コンテンツだけでなく、ウェブサイト全体の操作性の高さも重要なポイントです。読者がサイト内で必要な情報にたどり着きやすいように、カテゴリー分けを適切に行ったり、ナビゲーションメニューを設置したりすることが求められます。
文章だけでなく、画像や表を効果的に使うことで、視覚的にも分かりやすいページにすることが大切です。
ユーザーの悩みや疑問を解決するコンテンツを提供する。独自性があり、他のサイトにはない情報を含める。操作性が高く、読者が快適に利用できるサイトにする。
審査に通る独自性のある記事にするコツ

ブログ記事に独自性を持たせることは、Googleアドセンスの審査において非常に重要です。独自性のある記事とは、単に他サイトの情報をまとめるだけでなく、書き手自身の経験や知識、体験談などを交えて書かれたコンテンツのことです。
例えば、ある商品のレビュー記事を書く場合、公式サイトの情報や他のレビューサイトの情報を羅列するだけでは、独自性は低いと見なされる可能性があります。
一方で、実際にその商品を購入し、使ってみた感想や、購入に至るまでの経緯、他の類似商品との比較などを記述することで、その記事には書き手だけのオリジナリティが生まれます。このような記事は、読者にとっても価値が高く、Googleからも高く評価されやすくなります。
また、独自のデータや調査結果を提示することも有効な手段です。例えば、特定の地域のカフェに関する記事であれば、実際に複数のカフェを訪問し、メニューや雰囲気を独自に評価した表を作成すると、他のサイトにはない貴重な情報を提供できます。このように、自分にしか書けない視点や情報を盛り込むことが、審査通過への近道となります。
プライバシーポリシーの掲載と問い合わせフォーム

Googleアドセンスを利用する上で、プライバシーポリシーの設置は必須条件とされています。プライバシーポリシーとは、サイトがどのように個人情報を収集し、利用するかを明確にするためのものです。Googleアドセンスはユーザーのクッキー情報を利用して広告を配信するため、この情報の取り扱いについて明記する必要があります。
プライバシーポリシーがない場合、Googleはサイト運営者が責任ある運営を行っていないと判断する可能性があります。これにより、審査に落ちる原因となることがあります。プライバシーポリシーのひな形はインターネット上で見つけることができますので、ご自身のブログに合わせて内容を調整し、必ず設置するようにしましょう。
また、プライバシーポリシーに加えて、運営者情報や問い合わせフォームを設置することも重要です。読者がサイト運営者と連絡を取れる手段を設けることで、サイトの信頼性が高まります。ユーザーからの質問や指摘に対応できる体制を整えることは、Googleからの評価を上げるだけでなく、より良いサイト運営にもつながります。
プライバシーポリシーがないサイトは、Googleアドセンスの審査に通りません。また、問い合わせフォームがないと、サイトの信頼性が低く評価される可能性があります。
審査期間はどれくらいかかる?

Googleアドセンスの審査期間は、明確に公表されていません。
一般的には、数日から1週間程度で結果が出ることが多いと言われています。しかし、場合によっては数週間から数カ月かかることもあります。
審査が長引く主な理由としては、サイトのコンテンツが不足している、アドセンスポリシーに違反している可能性がある、といったことが考えられます。
審査期間中に焦って何度も申請を繰り返すのは避けるべきです。短期間に何度も再申請を行うと、機械的に不合格と判断される可能性があるためです。審査結果がなかなか来ない場合でも、まずは気長に待つことが大切です。
その間に、記事の内容を見直したり、新規記事を追加したりして、サイトの品質をさらに向上させることに時間を使うのが賢明な方法と言えます。
平均的な審査期間は1週間ほどですが、長い場合は数カ月かかることもあります。
合格率は?不合格の場合もある?

Googleアドセンスの合格率は公式には発表されていません。
しかし、以前に比べると審査の難易度は上がっていると言われています。過去には、数記事の日記ブログでも審査に通ることがありましたが、現在はユーザーにとって価値のある独自性の高いコンテンツが求められる傾向にあります。
合格率が低いと言われる理由の一つに、審査に落ちたとしても具体的な不合格理由が明記されないことが挙げられます。そのため、自分でどこに問題があったのかを推測し、改善策を講じる必要があります。ただ、審査に落ちた場合でも、再申請は何度でも可能です。
一度落ちたからといって諦める必要はありません。不合格通知メールの内容をヒントに、問題点を一つずつ潰していくことが重要です。
審査に落ちた時の理由と対策
Googleアドセンスの合否通知は、メールで届きます。
Googleアドセンスの審査に落ちた場合、不合格通知メールには「サイトは広告を掲載する準備が整っていない」というような抽象的な理由しか記載されません。そのため、自身でサイトの問題点を探し、改善する必要があります。
審査に落ちる主な理由としては、以下のようなものが考えられます。
考えられる不合格理由 | 具体的な対策 |
---|---|
価値の低い広告枠(コンテンツの量が不十分) | 記事数を増やす(目安は10記事以上)。1記事あたりの文字数を増やす(目安は1,000文字以上)。 |
アドセンスポリシー違反 | 性的な内容、著作権侵害、誹謗中傷、暴力的なコンテンツなど、禁止事項に該当する記事がないか確認し、削除または修正する。 |
ナビゲーションの不備 | カテゴリー分けを明確にし、サイドバーやグローバルメニューを設置するなど、サイトの操作性を向上させる。 |
独自性の欠如 | 他のサイトの情報をコピー&ペーストしていないか確認する。自身の経験や知識に基づいたオリジナルのコンテンツを作成する。 |
必須ページの欠如 | プライバシーポリシー、運営者情報、お問い合わせフォームが設置されているか確認する。 |
もし、審査に落ちた場合は、これらの項目を一つずつ丁寧にチェックし、改善策を実行することが重要です。特に「価値の低い広告枠」という理由は最も多く、コンテンツの質と量が足りていないことを示しています。
読者の悩みを解決できるような、有益なコンテンツを増やすことを意識しましょう。
改善後の再審査のタイミングは?

Googleアドセンスの審査に落ちた場合でも、何度でも再審査を申請することが可能です。
ただし、不合格通知を受け取ってすぐに再申請するのは避けるべきです。なぜなら、サイトの問題点が改善されていないまま申請しても、再び不合格となる可能性が高いからです。
再審査のタイミングは、サイトの改善が完了したと自身で判断できる時です。一般的には、不合格通知から最低でも1週間は期間を空けることが推奨されています。この期間を利用して、前述した不合格の理由に心当たりがないかじっくりと見直し、記事の加筆修正や新規記事の作成を行いましょう。
また、アフィリエイト広告を掲載している場合、審査期間中は一時的に外しておくことも一つの対策です。アフィリエイト広告自体が不合格の原因になるわけではありませんが、広告や外部リンクが多すぎると、コンテンツの価値が低いと判断される可能性も考えられます。
再審査に臨む際は、サイト全体をユーザー目線で見返し、より良いコンテンツを提供できているかを再確認することが成功の鍵となります。
Googleアドセンス審査の申請方法とその後について
- アドセンス審査申請に必要なもの
- アドセンス審査の申請方法
- 審査に通ったらやるべきこと
- 再審査する際の注意点と期間
- 今回の記事の要点(まとめ)
Googleアドセンスの申請は、とてもシンプルな手順で完了します。必要な準備を整えておけば、スムーズに申請できますよ。
アドセンス審査申請に必要なもの
- 独自ドメインで作ったWordPressブログ
- Googleアカウント
1.独自ドメインで作ったWordPressブログ
初心者必見!WordPressブログの始め方を図解で完全ガイド』を参考に、ブログを立ち上げましょう!
まだの方は『2.Googleアカウント
Googleアドセンスの利用には、Googleアカウントが必須です。アカウントを持っていない場合は、事前に作成しておきましょう。すでに持っている場合は、そのアカウントでログインしてください。
アドセンス審査の申請方法

Googleアドセンスの審査申請は、以下の3つのステップで進めていきます。
- Googleアドセンスのアカウント作成
- Googleアドセンスコードをブログにリンク付けする
- Googleアドセンス審査のリクエスト
Googleアドセンスのアカウント作成
Googleアドセンスの公式サイトにアクセスし、ご自身のブログのURLや連絡先のメールアドレスなどの必要情報を入力しアカウントを作成します。この情報は、後日Googleから報酬が支払われる際に必要となります。

使用するGoogleアカウントをクリックします。

- ブログのURLを入力します。
- AdSenseからの情報配信は[はい]にチェックをいれます。
- [日本]を選択します。
- [利用規約]が表示されたら最後まで目を通して[利用規約を確認し内容に同意します]にチェックをいれます。
- [AdSence利用を開始する]をクリックします。

[お支払い]の[情報を入力]をクリックします。
後日、支払いを受けるための個人情報となります。氏名や住所、電話番号などを正確に入力してください。

- [アカウントの種類]は[個人]を選択します。
- 住所/氏名を入力します。ここでの電話番号は入力不要です。
- [送信]をクリックします。

- 電話番号を入力します。例) 080-1234-5678 の場合⇒+818012345678 と入力。
※頭の0を+81に替えるだけです。 - ショートメッセージサービスにチェックを入れます。
- [送信]をクリックします。
以上でGoogleAdSense(アドセンス)のアカウント作成は完了しました。
次ぎに、Googleアドセンスコードをブログに設置してリンクさせていきます。
Googleアドセンスコードをブログにリンク付けする
申請するには、ブログとGoogleアドセンスをリンクさせる必要があります。Googleアドセンスから発行されるコードを、自分のブログのHTMLに貼り付けます。

「サイトをAdSense にリンク」の[開始]をクリックします。

あなたの審査用AdSenseコードが表示されていますので、① [コピー]をクリックします。
貼付け場所は、お使いのWordPressテーマによって違います。ここでは、人気テーマのSWELLとCocoonでの貼付け方を解説します。

- WordPressダッシュボード 外観 カスタマイズ
- 高度な設定
- [headタグ終了直前に出力するコード]のウインドウに貼り付けます。
貼り付け終了したら、そのまま閉じて大丈夫です。

- WordPressダッシュボード Cocoon設定 Cocoon設定
- アクセス解析・認証
- その他のアクセス解析・認証コード設定 [ヘッド用コード]のウインドウに貼り付けます。
貼り付け終了したら、[変更をまとめて保存]をクリックして完了です。
Googleアドセンス審査のリクエスト

- [サイトにコードを貼り付けました]にチェックをいれます。
- [完了]をクリックします。

- [コードがみつかりました]が画面に表示され審査登録は完了です。
- [閉じる]をクリックして終了します。
あとは、審査結果メールが届くのを待ちます。
平均的な審査期間は1週間ほどですが、長い場合は数カ月かかることもあります。詳しくは、記事内の「審査期間はどれくらい」を参照ください。
審査に通ったらやるべきこと
無事にGoogleアドセンスの審査に合格したら、早速ブログに広告を掲載することができます。
まずは、Googleアドセンスの管理画面にログインし、広告の掲載設定を行いましょう。初心者の方におすすめなのは「自動広告」です。これは、Googleが自動的にサイト内の最適な位置に広告を配置してくれる機能で、手間がかかりません。
より詳細な設定を行いたい場合は、ご自身で「広告ユニット」を作成し、記事の好きな場所に手動で貼り付けることも可能です。多くのブロガーは、記事のタイトル下、目次上、記事の途中、記事の最下部など、読者の視線の動きを意識した場所に広告を配置しています。
広告掲載時の注意点
広告は、ユーザーの利便性を損なわない範囲で掲載することが重要です。過剰な広告の掲載は、読者の離脱につながるだけでなく、Googleアドセンスのポリシー違反となる可能性もあります。
そして、最も重要なことは、合格後も「読者の役に立つ質の高いコンテンツを作り続けること」です。Googleは常にサイトを評価しており、コンテンツの質が低いと判断されると、広告配信が停止されることもあります。合格はあくまでスタートラインと考え、継続してサイトを改善していきましょう。
再審査する際の注意点と期間
前述の通り、Googleアドセンスの審査に落ちた場合、再審査は何度でも可能です。ただし、再審査を行う際にはいくつかの注意点があります。
まず、不合格通知を受け取ったら、すぐに再申請をしないことが大切です。短期間に何度も申請すると、機械的に不合格と判断されてしまう可能性があります。少なくとも1週間は期間を空け、その間に不合格の理由を徹底的に分析し、サイトを改善するように努めましょう。
不合格通知メールには抽象的な理由しか書かれていないため、ご自身で以下の点を改めて確認してください。
- 記事数や文字数は十分か
- 読者の悩みを解決できる内容か
- 他サイトのコピーではないか
- プライバシーポリシーや運営者情報、問い合わせフォームは設置されているか
- アドセンスポリシーに違反するコンテンツはないか
これらの項目を一つでもおろそかにすると、再審査でも不合格となる可能性が高まります。地道な作業ですが、一つ一つ丁寧に改善していくことが合格への確実な道となります。
今回の記事の要点(まとめ)
- Googleアドセンス審査とは広告を掲載するにふさわしいサイトかの審査である
- 審査に通るにはユーザーの悩みや疑問を解決するコンテンツが重要
- 独自性のある記事は審査で高く評価されやすい
- お問い合わせフォームやプライバシーポリシーの設置は必須である
- 審査期間は1週間程度が目安だが、数カ月かかる場合もある
- 審査に落ちた場合は、通知メールから不合格理由を推測して改善する
- 再審査は期間を空けてから行うのが望ましい
- 審査に通ったら自動広告の設置が簡単でおすすめ
- 合格後も質の高いコンテンツを作り続けることが重要である
- アフィリエイト広告を掲載していても合格は可能である
- 審査に落ちても何度でも再申請することができる
- 独自ドメインのブログで申請する必要がある
- ブログ記事は最低でも10記事、1000文字以上が目安である
- ウェブサイトの操作性が良いと審査に有利である
- ブログのプロフィールページを設置すると信頼性が高まる
以上、Googleアドセンスの審査に合格することは、ブログ収益化の大きな第一歩です。
記事のアドセンス審査合格のポイントを押さえてまずは合格し、次のステップの収益化を目指しましょう!