Googleアカウントの作成方法がわからず、お困りではありませんか。
この記事では、パソコンはもちろん、iphone(アイフォン)やAndroid(アンドロイド)などスマホでも簡単に作成できるように、図解を使ってわかりやすく解説しています。
アカウント作成には何が必要か?電話番号なしで登録できる?など様々な疑問にもお答えします。また、作成後のログイン方法や不要になった際のアカウント削除方法、そして知っておくべき注意事項まで、初心者の方が安心してGoogleアカウントを作成できるよう、必要な情報を網羅的にまとめました。
- PC・スマホでのGoogleアカウント作成手順
- 電話番号は必要?など作成に関する疑問の回答
- 複数アカウントの作成や管理方法
- セキュリティを高めるための重要な設定
デバイス別|Googleアカウントの作り方

- 作成前に知っておきたい注意事項
- アカウントの作り方【パソコン編】
- アカウントの作り方【iPhone編】
- アカウントの作り方【Android編】
作成前の準備・知っておきたいこと
Googleアカウント作成を安全かつスムーズに進めるため、事前に準備しておくもの・知っておくと便利なことがあります。
Googleアカウントとは?
Googleアカウントとは、Googleが提供する様々なサービスを利用するために不可欠な、会員登録の様なものです。
このアカウントを一つ作成するだけで、Gmail、Googleカレンダー、YouTube、Googleドライブといった便利なサービスをすべて無料で利用開始できます。
作成は非常に簡単で、数分あれば誰でも無料で作成可能です。
アカウント作成に必要なもの
- パソコン、スマートフォン、タブレットのいずれか
- インターネット接続環境
- 作成したいGmailアドレス
- 本人確認用電話番号(任意)
- 再設定用のメールアドレス(任意)
Gmailのメールアドレスも同時に作成される
Googleアカウントを作成する過程で、同時にGmailのメールアドレス(○○○○@gmail.com)も作成されます。
このアドレスは、通常のメールアドレスとしても機能し、Googleアカウントのログイン時にはユーザー名として必要なメールアドレスです。
事前に作成したいメールアドレスの候補を考えておきましょう。
Googleアカウント作成時に設定したGmailアドレスの「@より前の部分」は、後から一切変更することができません。もし変更したい場合は、新しいアカウントを作り直す必要があります。そのため、慎重に決めるようにしてください。
- シンプルで覚えやすいもの: 長すぎ・複雑すぎると自分も相手も覚えにくい。
- 用途を意識する: プライベート用ならニックネーム、ビジネス用途の可能性があるなら氏名を入れるなど、使い方を考える。
- 数字や記号を組み合わせる: 希望するアドレスがすでに使われている場合、好きな数字、ピリオド(.)などを組み合わせると登録できる可能性が高まります。
電話番号なしでアカウントは作れる?
「電話番号を登録したくない」と考える方は少なくないでしょう。結論から言うと、Googleアカウントの作成時に電話番号の登録は必須ではなく、スキップして作成することが可能です。
ただし、アカウント作成を短時間に繰り返した場合や、不審な操作と判断された場合など、セキュリティ上の理由から電話番号による本人確認が必須となるケースもあります。
電話番号を登録しないことにはデメリットも存在します。
電話番号は、主にアカウントのセキュリティを保護するために使用されます。登録しない場合、パスワードを忘れてしまった際のアカウント復旧が難しくなったり、第三者による不正ログインを防ぐための「2段階認証プロセス」が利用できなかったりといったデメリットがあります。特別な理由がない限りは、万が一の事態に備えて登録しておくことを強く推奨します。
年齢制限はある?
日本の場合、Googleアカウントを自分で作成できるのは13歳以上です。
13歳未満の方が利用する場合は、「ファミリーリンク」という機能を使って保護者がアカウントを管理する必要があります。
個人用とビジネス用のアカウントがある
アカウントには、主に個人が利用する「個人用アカウント」と、企業や組織で利用するための「ビジネス用アカウント(Google Workspace)」の2種類があります。
ビジネス用アカウントは有料ですが、独自ドメインのメールアドレスが利用できたり、管理機能が強化されていたりと、ビジネスシーンで役立つ機能が充実しています。
アカウントを作成する最初に選択します。まずは、個人アカウントの選択で大丈夫です。
項目 | 個人用アカウント | ビジネス用アカウント (Google Workspace) |
---|---|---|
料金 | 無料 | 有料 (プランによる) |
メールアドレス | @gmail.com | @yourcompany.com (独自ドメイン) |
管理機能 | 個人での管理 | 組織での一元管理が可能 |
ストレージ容量 | 15GB (Googleドライブ、Gmail、Googleフォトで共有) | プランにより30GB~無制限 |
アカウントの作り方【パソコン編】

パソコンを使ってGoogleアカウントを作成する手順は、非常にシンプルです。画面の指示に従って進めるだけで、誰でも簡単に作成できます。

まずは、Googleアカウントの作成ページにアクセスしましょう。そこから以下の手順で進めていきます。

最初に氏名の入力を求められますが、ここは本名でなくニックネームなどでも構いません。

次に生年月日と性別を入力したら「次へ」をクリック。これらの情報は、アカウントのセキュリティやサービスのカスタマイズに利用されます。

次に、アカウントのIDとなるGmailアドレスを決めます。Googleがいくつか候補①を提示してくれますが、②「自分でGmailアドレスを作成」を選択すれば、好きな文字列を指定できます。「Gmailアドレスを作成」の枠に入力し、「次へ」をクリック。ただし、すでに他のユーザーが使用しているアドレスは登録できません。
文字数:6文字から30文字
文字種:半角英数字 a~z、0~9、ピリオド(.)

安全なパスワードを設定します。半角の英字、数字、記号を組み合わせて8文字以上で作成することが推奨されています。推測されやすい単純なパスワードは避け、セキュリティを意識したものを設定しましょう。
補足:パスワードの重要性
パスワードはアカウントを守る最も重要な情報です。他のサービスで使っているパスワードの使い回しは絶対に避け、大文字・小文字・数字・記号を組み合わせた、推測されにくい複雑なものを設定してください。定期的な変更もセキュリティ対策として有効です。

本人確認を行います。『ロボットによる操作でないことを証明します』の画面の①に、確認コードを受け取るスマホの電話番号を入力します。入力完了したら「次へ」をクリック。

『コードを入力』の画面の①にスマホに送られてきた6桁のコードを入力します。入力完了したら「次へ」をクリック。
パスワードを忘れたり、アカウントに不正なアクセスがあったりした場合に備え、再設定用の電話番号やメールアドレスの登録を求められます。これはスキップも可能ですが、セキュリティを大幅に向上させるため、登録を強くおすすめします。

①すでに使用しているメールアドレスを登録します。入力完了したら「次へ」をクリック

続いて、①電話番号を登録します。入力完了したら「次へ」をクリック

Googleの各種サービスを利用できるようにアカウントにこの電話番号を追加できます。後でも設定可能ですので、「スキップ」でも大丈夫です。
前述の通り、再設定用の電話番号やメールアドレスは、アカウントの安全性を大きく高めます。パスワード忘れや不正アクセス時にアカウントを取り戻すための命綱となるため、必ず正確な情報を登録しておきましょう。

登録した内容の確認画面が表示されます。名前・メールアドレス・(登録している場合は電話番号も)に間違いないか確認して「次へ」をクリック。
最後に「プライバシーポリシーと利用規約」が表示されます。

内容を確認し、「同意する」をクリックすれば、アカウントの作成は完了です。
アカウントの作り方【iPhone編】

iPhoneでも、パソコンとほぼ同じ手順でGoogleアカウントを作成できます。SafariなどのブラウザアプリからGoogleアカウントの作成ページにアクセスし、画面の指示に従って情報を入力していくだけです。
こちらからもアクセスできます。

Googleアカウント公式HPが開きましたら、「Googleアカウントに移動」をクリック。① ログイン画面になりましたら「アカウントを作成」をクリック。② 「個人で使用」をクリック。③ 「次へ」をクリック。
『Googleアプリ』や、『Google Chromeアプリ』が入っていない状態でもアカウント作成は可能ですが、iPhoneには、Androidのように最初からアプリは入っていません。別途、「App Store」からダウンロードしてインストールする必要があります。

最初に氏名の入力を求められますが、ここは本名でなくニックネームなどでも構いません。「次へ」をクリック。次に生年月日と性別を入力したら「次へ」をクリック。これらの情報は、アカウントのセキュリティやサービスのカスタマイズに利用されます。

次に、アカウントのIDとなるGmailアドレスを決めます。Googleがいくつか候補①を提示してくれますが、②「自分でGmailアドレスを作成」を選択すれば、好きな文字列を指定できます。「Gmailアドレスを作成」の枠に入力し、「次へ」をクリック。ただし、すでに他のユーザーが使用しているアドレスは登録できません。
文字数:6文字から30文字
文字種:半角英数字 a~z、0~9、ピリオド(.)
安全なパスワードを設定します。半角の英字、数字、記号を組み合わせて8文字以上で作成することが推奨されています。推測されやすい単純なパスワードは避け、セキュリティを意識したものを設定しましょう。
補足:パスワードの重要性
パスワードはアカウントを守る最も重要な情報です。他のサービスで使っているパスワードの使い回しは絶対に避け、大文字・小文字・数字・記号を組み合わせた、推測されにくい複雑なものを設定してください。定期的な変更もセキュリティ対策として有効です。
パスワードを忘れたり、アカウントに不正なアクセスがあったりした場合に備え、再設定用の電話番号やメールアドレスの登録を求められます。これはスキップも可能ですが、セキュリティを大幅に向上させるため、登録を強くおすすめします。

すでに使用しているメールアドレスを登録します。入力完了したら「次へ」をクリック。続いて、電話番号を登録します。入力完了したら「次へ」をクリック。
※省略の場合はスキップをクリックしてください。
前述の通り、再設定用の電話番号やメールアドレスは、アカウントの安全性を大きく高めます。パスワード忘れや不正アクセス時にアカウントを取り戻すための命綱となるため、必ず正確な情報を登録しておきましょう。
最後に「プライバシーポリシーと利用規約」が表示されます。

内容を確認し、「同意する」をクリックすれば、アカウントの作成は完了です。
アカウントの作り方【Android編】

Androidスマートフォンは、OS自体がGoogleによって開発されているため、アカウントの作成や追加が非常にスムーズに行えます。多くの場合、スマートフォンの初期設定時にGoogleアカウントの作成やログインを求められます。


最初に氏名の入力を求められますが、ここは本名でなくニックネームなどでも構いません。「次へ」をクリック。次に生年月日と性別を入力したら「次へ」をクリック。これらの情報は、アカウントのセキュリティやサービスのカスタマイズに利用されます。

次に、アカウントのIDとなるGmailアドレスを決めます。Googleがいくつか候補①を提示してくれますが、②「自分でGmailアドレスを作成」を選択すれば、好きな文字列を指定できます。「次へ」をクリック。ただし、すでに他のユーザーが使用しているアドレスは登録できません。
文字数:6文字から30文字
文字種:半角英数字 a~z、0~9、ピリオド(.)
安全なパスワードを設定します。半角の英字、数字、記号を組み合わせて8文字以上で作成することが推奨されています。推測されやすい単純なパスワードは避け、セキュリティを意識したものを設定しましょう。
補足:パスワードの重要性
パスワードはアカウントを守る最も重要な情報です。他のサービスで使っているパスワードの使い回しは絶対に避け、大文字・小文字・数字・記号を組み合わせた、推測されにくい複雑なものを設定してください。定期的な変更もセキュリティ対策として有効です。
最後に「プライバシーポリシーと利用規約」が表示されます。

内容を確認し、「同意する」をクリックすれば、アカウントの作成は完了です。
Googleアカウントの作り方の注意点と管理方法
- 作成後のログイン方法を解説
- 複数アカウントの追加作成について
- 不要なアカウントの削除
- まとめ:Googleアカウント 作り方の要点
作成後のログイン方法を解説
アカウント作成後、他のデバイスや別のブラウザからサービスを利用する際にはログインが必要です。ログイン方法は非常に簡単です。
GoogleのトップページやGmailのログイン画面にアクセスし、作成したGmailアドレスまたは再設定用の電話番号を入力します。次にパスワードの入力を求められるので、設定したパスワードを入力すればログイン完了です。
セキュリティ設定で「2段階認証プロセス」を有効にしている場合は、パスワード入力後にスマートフォンに送られてくる確認コードの入力など、追加の認証手順が必要になります。
最近はパスワードを使わない「パスキー」でのログインも推奨されています。指紋認証や顔認証で素早く安全にログインできるので、対応デバイスをお持ちの方は設定してみるのがおすすめですよ。
複数アカウントの追加作成について
Googleアカウントは、一人で複数作成し、使い分けることが可能です。例えば、「プライベート用」と「仕事用」でアカウントを分ければ、メールやデータの管理がしやすくなり、公私の区別が明確になります。
新しいアカウントの作成手順は、最初のアカウントを作成した時と全く同じです。Googleのトップページ右上のプロフィールアイコンをクリックし、「別のアカウントを追加」→「アカウントを作成」から進めることができます。
アカウントの切り替えはワンクリック
複数のアカウントでログインしている場合、同じく右上のプロフィールアイコンをクリックするだけで、利用したいアカウントの一覧が表示されます。そこから切り替えたいアカウントを選択するだけで、瞬時に表示を切り替えることができ非常に便利です。
不要なアカウントの削除
使わなくなったGoogleアカウントは削除することができます。ただし、アカウントを削除すると、それに紐づくすべてのデータやコンテンツが失われるため、実行する前には十分な確認が必要です。
アカウント削除で失われるデータ(一例)
- そのアカウントのGmailのメール、ファイル、カレンダー
- Googleドライブに保存されているすべてのデータ
- Googleフォトにバックアップしたすべての写真や動画
- YouTubeのチャンネル登録や購入したコンテンツ
- Google Playで購入したアプリや映画など
データを失いたくない場合は、削除前にGoogleの「データエクスポート」機能を使って、データのバックアップを取っておくことを強くおすすめします。
削除を決めたら、Googleアカウントの管理画面にアクセスし、「データとプライバシー」の項目から「Googleアカウントの削除」を選択して、画面の指示に従い操作を進めてください。なお、アカウント削除後、ごく短期間であればアカウントを復元できる場合がありますが、確実ではないため慎重に判断しましょう。
まとめ:Googleアカウント 作り方の要点
この記事では、Googleアカウントの作り方から管理方法、注意点までを網羅的に解説しました。最後に、本記事の重要なポイントをまとめます。
- Googleアカウントは無料で誰でも簡単に作成できる
- 作成するとGmailやGoogleドライブなどのサービスが利用可能になる
- パソコン、iPhone、Androidなど様々なデバイスから作成できる
- 作成手順は基本的に画面の指示に従い情報を入力するだけ
- Gmailのメールアドレスは一度決めると後から変更できない
- パスワードは推測されにくい複雑なものを設定することが重要
- 電話番号の登録は必須ではないがセキュリティ向上のため推奨される
- 電話番号を登録するとアカウントの復旧や2段階認証に利用できる
- 日本では13歳未満の場合、保護者の管理下で作成する必要がある
- 作成後はメールアドレスとパスワードで各サービスにログインする
- 一人で複数のアカウントを作成し用途別に使い分けることも可能
- アカウントの切り替えはプロフィールアイコンから簡単に行える
- 不要になったアカウントは削除できる
- アカウントを削除すると関連する全データが消えるため注意が必要
- 削除前にはデータのバックアップを検討することが推奨される